私の名前はオーガスタ・セリコです。私はRainmakerのCEOであり、創設者です。私たちは、先進的なレーダーやドローンを使用して降水量を増加させるクラウドシーティング会社であり、アメリカ全土の農場、都市、貯水池、野生生物の水資源を補充するために活動しています。私たちの最終的なビジョンは水不足を解消することであり、そのミッションはすでに始まっています。私は、この法案の精神に反対するものではないということを証言しますが、現在の法案の構成が水不足を解消するミッションや、フロリダ州やアメリカ全土に最高水準の技術を導入するのを妨げるものであると思っています。
まず最初に強調したいのは、太陽放射管理とクラウドシーティングの違いです。ガルシア上院議員がこの点を簡単に述べましたが、太陽放射管理は非常に新しい技術で、長期間テストされたわけではありません。NOAAはその有効性に関して非常に初期の実験を行っていますが、これは反射性のエアソールを上空に注入することで地球に到達する太陽放射の量を減少させようとしています。これらのエアソールを注入すると、数年間成層圏に留まります。これには全体の気候に影響を及ぼす効果があります。これらの実験から得られたデータは非常に限られており、その影響はまだ十分に検証されていません。
一方、クラウドシーティングはまったく異なります。唯一の類似点は、それが大気に関係していることです。これは、既存の雲の水を凍結させたり、雲内の水滴を大きな雪片や水滴に凝縮させて、ターゲットの流域や農場に降下させるメカニズムまたはツールです。この技術はアメリカで80年の歴史があります。1946年にGEによって特許も取得されていますが、長い間実行可能ではありませんでした。正確な影響を測定するための適切なレーダーが不足していたからです。フロリダ州ではクラウドシーティングは行われていないと断言できます。なぜなら、その影響がレーダーで確認できるからです。
国家行政研究センターが「スノーキャンペーン」と呼ばれるプロジェクトで素晴らしい結果を出し、彼らの介入から数千万ガロンもの降水が得られたことが確認されました。それはレーダー上でも非常に明確に識別できました。クラウドシーティングは、作用の範囲が局所的で、時間的にも非常に短期間であるといえます。もしクラウドシーティングが行われていて、その結果が気に入らない場合、予期しない結果（意図しない副作用）があることがありますが、それはかなりよく特性づけられていますので、影響は最小限です。やめたいときには、いつでも停止できます。この点に関して、太陽放射管理とクラウドシーティングの違いをはっきりさせることが重要です。
次に強調したいのは、クラウドシーティングの安全性についてです。これは環境の健康、特に汚染に関係しています。クラウドシーティングは通常、銀ヨウ化物という化学物質を使って行われます。これはLD50（致死量）がアスピリンの10倍高いです。各操作に約50g使用しますが、それは手のひらに収まる程度の量です。これはスライスしたパンに含まれる小麦粉よりも少ないです。流域に蓄積される量は数兆分の一であり、数十年の運用データがあります。
ここで、他の州がクラウドシーティングの許可やライセンスに関して築いてきた前例について触れたいと思います。私のコメントの冒頭で述べたように、フロリダ州民を環境汚染から守るという法案の精神は素晴らしいものであり、許可やライセンスは絶対に必要です。テキサス州やユタ州、アイダホ州などの州ではすでに存在しています。これは青い州や赤い州の問題ではありません。カリフォルニア州やニューメキシコ州にもプロセスがあります。天候を改変することに誰もが迅速に行うことを望んでいるわけではありません。したがって、責任を持って、最良の気象学的実践で行えるようにるための許可制度の導入は理にかなっています。そして、私たちはそれを支持しています。
さらに、私たちRainmaker Technology Corporationは、先に挙げた州で実際に天候を改変し、干ばつに苦しむ農家や貯水池、都市のための降水量を強化しているエンジニアを持っています。
そして、私の最後のポイントについてですが、これはこの法案が何に関するもので、私たちが何に投票しているのかということです。これはまず第一にフロリダ州に関する問題です。規制を増やし、調査のための許可を増やすことが州にとって嬉しいことではないと思いますが、フロリダ州民を守るためであれば、それは理にかなっています。最高の技術にアクセスできなくなることを望んでいません。しかし、それ以上に、これはアメリカ合衆国、国内外にも関わる問題です。フロリダは非常に重要な州であり、ここで天候改変が禁止されると、乾燥地域の農家が水にアクセスする権利を奪う前例が作られることになります。このことは他のアメリカ人にも影響を及ぼす可能性があり、特に水供給が大幅に不足しているソルトレイクのような都市にも影響します。もしこの前例が確立されると、中国が毎年3億ドルを費やしている天候改変研究や運用において、アメリカが主導権を失うことになります。それは、私が愛国者として、あるいはフロリダ州の誰もが賛同できないことです。
結論として、クラウドシーティングに関する許可やライセンス制度については、全米の他の州が取り入れ、実施している技術であり、私は心から支持しますが、SRMは全く異なります。
ありがとうございます、ジェリコ氏。ピッツォ上院議員から質問があります。